宝くじに当たると幸せになれますか
こたえ生活満足度は上がりますが、幸福感には強い改善が見られなかった、という大規模な追跡研究があります。
二十二年間、追いかけた研究があります
スウェーデンの当せん者を、当せんから五年後〜二十二年後まで追跡した研究があります。数千人規模で、従来の小規模な調査とは桁が違います。
満足と幸福は、別のものでした
生活満足度——暮らしにどのくらい満足しているか——は、はっきり上がって下がりませんでした。一方、幸福感——今、幸せか——には強い改善が見られませんでした。お金は生活を確実に良くする。でも、その人の気分そのものは変えない、ということです。
「当せん者の70%が破産する」は支持されていません
同じ研究では、当せん者の多くが浪費して失ってはおらず、そもそも仕事を辞めていないことも分かっています。「当たると不幸になる」という話は、失敗した少数の例が繰り返し語られているだけでした。
だから、当たる前に整えておく
日々の気分は、お金の量ではなく今日やっていることから来ています。当たっても、この部分は自動では変わりません。私が掃除や財布や参拝といった地味な話ばかりするのは、当たっても変わらない部分を先に良くしておく作業だからです。
出典:Review of Economic Studies(Lindqvist et al.)/TIME
スウェーデンの当せん者を対象とした研究であり、国も制度も異なるため、そのまま日本に当てはまるとは限りません。